EIZO/手術用モニター
EIZOは、26型フルHD(1920×1080ドット)ワイドの手術用モニター「CuratOR EX2621」を、5月に発売する。同製品は、2017年10月に発表した26型手術用2D映像表示モニター「EX2620」の上位機種である。
<特長>
▽内視鏡映像や、MRIやCTなどの検査画像、生体情報など3つの異なる入力信号の映像を並べて表示する「PoP(ピクチャー・アウト・ピクチャー)」機能と、異なる入力信号を子画面表示する「PiP(ピクチャー・イン・ピクチャー)」機能を搭載し、各画面の大きさや位置を変えることも可能。多彩な情報を一画面に集約し、医療スタッフが同じ情報を共有することにより、円滑な治療が行える映像環境を実現
▽複数のモダリティ機器に接続できるよう、また3画面同時表示できるよう、3G‐SDI(BNC)入力端子1本装備の「EX2620」に対して、同製品は3G‐SDI(BNC)入力端子を2本装備。また、3G‐SDI入力端子から入力された映像信号をそのままパススルー出力できる3G‐SDI(BNC)出力端子も2本装備し、同モニターに入力された3G‐SDI信号を他のモニターや映像録画機器に接続することが可能。3G‐SDI(BNC)端子を使用すると、30mの長距離でも安定した伝送を実現
▽発光効率の優れたLEDバックライトを搭載した液晶パネルを使用し、高輝度700cd/㎡、高コントラスト比1400:1を実現。さらに高解像度フルHD(1920×1080ドット)ワイド対応で、内視鏡や顕微鏡手術などの高精細な映像を忠実に再現
▽同社独自開発の映像鮮鋭化技術「Smart Resolution with Sparse Coding(S.R.S.C.)」を搭載。低解像度の内視鏡や顕微鏡手術カメラで撮影した映像も、モニターのフルHD解像度を活かし遅延なく高精細に表示
※問い合わせ先=EIZO 営業1部 モダリティイメージング課 TEL 03・5764・3403