EIZO/手術用液晶モニター
EIZOは、31.1型4K UHD(3840×2160ピクセル)解像度の手術用液晶モニター「CuratOR EX3140」を、2018年2月に発売する。
<特長>
▽フルHDの4倍にあたる4K UHD(横3840×縦2160ピクセル)の情報量を表示することが可能。内視鏡や顕微鏡手術カメラで撮影する4K UHD映像を高精細に再現。フルHDモニターでは識別し難かった微細な部位を表示することができる
▽「sRGB」の色域を忠実に表示できるだけでなく、4K映像の色標準である「BT.2020」のエミュレーション(擬似再現)に対応。「BT.2020」に対応したカメラで撮影された映像の黄緑から赤にかけての領域を、より鮮明に再現することができる
▽同社が独自に開発した映像鮮鋭化技術「Smart Resolution with Sparse Coding(S.R.S.C.)」を搭載。従来の内視鏡や顕微鏡手術カメラで撮影したフルHDの映像も、モニターの4K UHD解像度を活かし、遅延なく高精細に表示する
▽医療スタッフの安全性を考慮して同社手術用モニターは、角のない丸みを帯びたデザインを採用。前面すべてを保護パネルで覆ったフルフラットデザインで防塵・防水等級は、モニター前面:IP45、全体:IP32を実現。また、ケーブルカバー装備でケーブル類もすっきり収納できるなど、安全で衛生的な手術環境の確保に貢献する
▽4K UHD映像伝送用のインターフェースに、DisplayPort1.2端子と3G‐SDI(BNC)端子×4本を装備。DisplayPort1.2端子を使用すれば、60フレーム/秒の4K UHD映像を信号ケーブル1本で伝送可能。DisplayPortケーブルは、抜け防止のロック機構を備えているため安定した接続を保持する。また、3G‐SDI(BNC)端子を使用すると、30mの長距離でも安定した伝送を実現する
※問い合わせ先=EIZO 営業1部 モダリティイメージング課 TEL 03・5764・3403