島津製作所/X線TVシステム
島津製作所は、新しい透視画像処理技術によってクリアな画像の取得を実現し、ネットワーク機能の強化で効率的なシステム運用が可能になったX線TVシステム「FLEXAVISION HB package eXceed edition(フレクサビジョン エイチビー パッケージ エクシード エディション)」と「FLEXAVISION FD package eXceed edition(フレクサビジョン エフディー パッケージ エクシード エディション)」を発売した。
<特長>
▽透視画像の画素ごとに動きを検出してそれぞれのノイズを低減するリアルタイム動画像処理技術や、大容量のデータを高速で処理できる新開発のハードウェアにより、リアルタイム性を損なわずに残像が少なくクリアな画像の取得が可能。また、ゲイン(画像変換時の画像濃度を左右するX線の入出力信号の増幅比率)を自動調整する機能の最適化により、X線量はそのままにカバレッジ(透視可能な被写体の最大厚さ)が現行製品比で最大15%アップし、被写体厚が大きくなる検査部位の観察がしやすくなる
▽医用デジタル画像や通信に関する国際標準規格DICOMに従ったネットワーク機能を強化し、撮影条件や各検査における被検者の被ばく線量を管理システムに送信できるMPPS機能およびRDSR機能を追加。これらの機能の追加により、患者情報の入手から撮影条件の設定、撮影後の画像保管、被ばく条項の管理まで院内ネットワークを経由したトータルなシステム運用が可能になり業務の効率化を図ることができる
▽同社X線TVシステムの上位機種「SONIALVISION G4(ソニアルビジョン ジーフォー)」に操作感を合わせる形でソフトウェアのユーザーインターフェースを一新したことで、より直感的かつわかりやすい操作が可能になり検査に集中することができる
※問い合わせ先=島津製作所 医用機器事業部 グローバルマーケティング部 販売促進グループ TEL 075・823・1271