EIZO/手術用3Dモニター
EIZOは、同社ブランドでは初の手術用3Dモニター2機種、26型「CuratOR EX2620‐3D」を8月、31.5型「CuratOR EX3220‐3D」を11月に発売する。
同社は、2016年6月にパナソニック ヘルスケア社の手術・内視鏡用モニター事業を買収し、パナソニック ヘルスケア社製の手術・内視鏡用モニターの販売を行うとともに、両社の技術を融合し、更に進化した手術用モニターの開発に取り組んできた。
今回発売する「EX2620‐3D」と「EX3220‐3D」は、この取り組みを通じて開発されたEIZOブランド初の手術用3Dモニターである。
<特長>
▽発光効率の優れたLEDバックライト搭載パネルを使用。「EX2620‐3D」は、高輝度580cd/㎡、高コントラスト比1400:1、「EX3220‐3D」は、高輝度650cd/㎡、高コントラスト比1400:1を実現。また、フルHD(1920×1080)解像度対応により、内視鏡や手術顕微鏡など奥行き感や立体感が求められる高精細な3D手術映像を忠実に再現
▽液晶パネルと表面の保護ガラスを貼り合せるオプティカルボンディング加工を施し、光の屈折率を最小限に抑えて目障りになる画面の映り込みを和らげていることにより、医師の手元が見やすいように照明が明るい手術室で使用する場合でもコントラスト比の低下を防ぎ、視認性の高い映像を再現
▽手術室に設置された多くの医療機器や装置は、手術内容に応じて並び替えが行われるため、医療スタッフの安全性を考慮して同社手術用モニターは、角のない丸みを帯びたデザインを採用。また、同製品は前面が保護ガラスに覆われたフルフラットデザインで、防塵・防水等級はモニター前面:IP45、全体:IP32を実現。さらに、ファンレス設計で通風孔のないデザインのため、清掃や消毒が簡単に行える。ケーブルカバーを装備したことにより、ケーブル類もすっきり収納できるなど手術室の安全性、衛生面に配慮
※問い合わせ先=EIZO 営業1部 モダリティイメージング課 TEL 03・5764・3403