日立産業制御ソリューションズ/医療研修基盤提供ソリューションを提供開始
日立産業制御ソリューションズは、医療研修センター内に設置した医療研修に必要な映像機器などを統合管理し、日本マイクロソフト社のクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上にSaaS(Software as a Service)型医療研修基盤クラウドとして構築した各種機能と連携することで、医療研修環境がない遠隔地でも研修の受講が可能な環境を構築する医療研修基盤提供ソリューションの提供を開始した。
同社は、研修センター内に設置した複数台のカメラ、生体情報モニタ、プロジェクター、電子黒板などの機器を統合管理し、SaaS型医療研修基盤クラウドとして構築した研修教材、受講管理、実習映像、ライブ配信、ビデオ会議などの各種機能と連携することで、遠隔地に居ながら研修センターで実施される研修へのアクティブラーニング形式の医療研修受講が可能な環境を構築する医療研修基盤提供ソリューションを開発した。
同ソリューションにより、遠隔地にいる医療従事者が時間や場所の制約を受けることなく、患者急変対応などの臨床実習の遠隔研修を受講することが可能となる。また、研修センターでのトレーニング受講者が遠隔地の職場に戻った後に実習映像を閲覧することにより、自身の振り返りによる理解向上と職場への知識の共有が可能となる。