フィリップス エレクトロニクス ジャパン/超音波診断装置

フィリップス エレクトロニクス ジャパン/超音波診断装置

 フィリップスエレクトロニクスジャパンは、超音波診断装置「Affiniti(アフィニティ) 30」をフクダ電子を通じて発売した。
 同製品は、プレミアムクラスの高性能をコンパクトな筐体(約85kg)に収めた心臓、腹部、血管、表在臓器の撮影のための基本アプリケーションに特化した装置である。
<特長>
▽広帯域周波数トランスジューサと、高精密ビームフォーマー技術のを採用。高精密ビームフォーマー(Precision Beamfomer)は、高い空間分解能とコントラスト分解能や優れた組織均一性を備え、クラッタノイズやアーチファクトの少ない画像を生み出すワイドダイナミックレンジを特長としている
▽検査の目的に応じた7,500を超えるパラメータの自動調整と、最適な画像を素早く描出するためのサポートツールである自動画像調整機能「iScan」、一フレーム毎に画像を最適化する「AutoSCAN」機能、ドプラ検査時の自動計測機能「HighQ」の搭載により、最小限の画像調整を行うだけで優れた高画質が得られる。これを同社では 「Plunk‐Ability(プランカビリティー)」と命名し、トランスジューサを“ポンと置いた瞬間にパッと実感できる高画質”を実現した。これにより、限りなくシンプルで直観的な操作を実現し、検査時間の短縮に貢献する。また、頚動脈のIMT(内中膜壁厚)検査に対応するためのIMT自動トレース機能と、乳腺用ストレインエラストグラフィ機能にも仕様によって対応している
▽長期間安定して使用できるよう6ヶ月を超える負荷試験を実施し、耐久性にも重点を置いて開発している。また、消費電力は、289VA、駆動音は37‐41dbと省エネ静音設計になっている
※問い合わせ先=フクダ電子 TEL 03・5802・6600

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