島津製作所／新開発棟「ヘルスケアＲ＆Ｄセンター」建設

　島津製作所は、本社三条工場内に新開発棟「ヘルスケアＲ＆Ｄセンター（仮称）」を建設する。
　同社は、ヘルスケア領域において分析計測技術と医用画像診断技術の強みを生かした技術開発を行い、ライフサイエンス分野の深耕、科学技術を用いた高齢化社会への貢献、健康を増進させる食品開発支援などにより持続的な成長を続けていくことを目指している。
＜ヘルスケアＲ＆Ｄセンター建設の目的＞
・ヘルスケア関連の開発部門を集約、技術融合を促進し、得られた要素技術を早期に製品化
・分析計測事業と医用事業の事業連携室を設置し、ヘルスケア領域における両者の融合を促進
・全社のコア技術や産学官連携の取組み、成果を紹介し議論できる場である「オープンイノベーションエリア」を設置し、
　先進的顧客、外部研究者との協働を促進
　今後同社は、「ヘルスケアＲ＆Ｄセンター」を中心に新製品開発や顧客の課題を解決するソリューションを提供することにより、ヘルスケア事業の拡大を図っていく。
【新開発棟の概要】
１）名称 : ヘルスケアＲ＆Ｄセンター（仮称）
２）建設場所 : 本社三条工場内（京都市中京区西ノ京桑原町１）
３）建物 : 地上４階建
４）延床面積 : １９，３００平方メートル
５）投資額 : 総額９３億円
６）建設計画 : ２０１８年１月着工、２０１９年１月完成予定