日立製作所/移動型X線装置

日立製作所/移動型X線装置

 日立製作所は、移動型X線装置「Sirius Starmobile tiara airy(シリウス スターモービル ティアラ エアリー)」を発売した。
<特長>
▽従来の移動型X線装置のCRカセッテやフィルムによるアナログ撮影に加え、FPDを使用したデジタル撮影が可能。同製品は、FPDと組み合わせて使用するノートPC型コンソールをFPDアドオンキットに搭載することにより、デジタル撮影が可能。これにより、クリニックなどの小規模施設から大学病院などの大規模施設までさまざまな顧客の運用に対応することができる
▽ボディ幅48cm、車幅57.5cmのスリムで丸みを帯びたボディと、視界の妨げになる高電圧ケーブルが不要なモノタンク式X線発生装置を備えており、走行中も広い前方視野を確保。また、左右2つの駆動輪をそれぞれ制御するデュアルモータドライブ方式によって小回りがきき、素早い反応で快適な移動を実現
▽同社独自のパンタグラフアームは、コンパクトかつ軽い操作で撮影位置のポジショニングが容易。また、撮影距離を長くとることができるため、ボケの少ない胸部画像が得られる。さらに、最大電力32kw・最大管電流400mA・最小0.6mm焦点のX線発生装置を搭載しており、長時間の静止が難しい乳幼児も短時間撮影により、動きボケの少ない画像が得られる
▽X線可動絞り部に、X線条件や台車位置の微調整などの操作を行えるスイッチ、表示部を配置。装置の前方と後方のどちらからでも設定が可能となり、撮影位置のポジショニングから撮影までの操作をサポート。また、X線可動絞り部の前面と後面の両側にX線可動絞りつまみを配置することにより、操作ごとに絞り部を回転させる必要がなく、よりスムーズな操作を行うことができる
▽照射野ランプにLED光源を採用することにより、従来のハロゲンランプに比べて耐久性が向上
※問い合わせ先=日立製作所 ヘルスケアビジネスユニットマーケティング本部 TEL 03・6284・3100 お

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