IHE-J 2016コネクタソン/ITインフラストラクチャを中心に42社74システムが参加
日本IHE協会は、9月13~17日の5日間、都立産業貿易センター台東館(東京・台東区)で「IHE-J 2016コネクタソン」を開催した。
コネクタソンとは、IHE-Jのテクニカルフレームワークを実装した機器・システムの相互接続性を確認するために毎年実施しているイベント。
今回は、42社74システムが参加し、放射線検査、臨床検査、循環器部門、ITインフラストラクチャ、放射線治療、内視鏡検査、PCD(患者ケアデバイス)の7つの領域でテストが行われた。対象となった領域(ドメイン)とプロファイルは次のとおり。
▽放射線部門:SWF.b、CPI、ARI、KIN、MAMMO、PDI、IRWF、REM、ED
▽臨床検査:LTW、LTW-MB、LBL、LDA、LPOCT、LAW
▽循環器:GATH、IVI、ECHO、ECG、ED-CARD、STRESS
▽ITインフラストラクチャ:PAM、PDQ V2/V3、PIX V3、ATNA、CT、XDS.b、XCA、XDS-I.b、XCA-I
▽放射線治療:BRTO2、REG
▽内視鏡検査:EWF、ERPO
▽患者ケアデバイス(PCD):DEC、ACM、PDVQ(Assign Location)
今回のコネクタソンでは、進捗管理ツール「Gazelle」を使用し、エビデンスの記録と表示し、審査の効率化を図った。
また、9月17日には、同会場で「第64回IHE勉強会+コネクタソン見学会」が行われ、約20名の医療関係者やベンダ担当者が参加。日本IHE協会代表理事の安藤 裕氏(埼玉メディカルセンター)の挨拶の後、放射線検査、臨床検査、ITインフラストラクチャ、PCDの各委員が、統合プロファイルに関する説明を行った。コネクタソンの結果は、10月中に日本IHE協会のホームページで公表される予定である。