富士フイルム/画像ビューワSYNAPSE SAI Viewer Ver.2.6提供開始(25.2.21)

富士フイルム/画像ビューワSYNAPSE SAI Viewer Ver.2.6提供開始(25.2.21)

 富士フイルムは、医師の画像診断ワークフローを支援するAIプラットフォーム「SYNAPSE SAI Viewer(シナプス サイ ビューワ)」の新バージョン「同Ver.2.6」を、富士フイルムメディカルを通じて1月31日より提供を開始した。「Ver.2.6」では、頭部MRI向けの3つの読影支援機能を搭載したと共に、CT画像読影機能もさらに進化させている。

特長

▶頭部MRI向け読影支援機能は以下の機能。

▶[頭部FLAIR高信号強調フィルタ/T2*低信号強調フィルタ]前者は、FLAIR画像から周辺組織と比較して高信号の領域を抽出する機能(写真)。後者はT2*強調画像から周辺組織と比較して低信号の領域を抽出する機能で、共に診断支援に貢献。

▶[脳区域ラベリング(MR)]読影レポートに記載頻度の高い「中心前回」「中心後回」や、脳梗塞や脳出血、白質病変の好発部位である「内包前脚」「内包後脚」等を含め、非造影T1強調画像から脳111区域のラベリングを実現。

▶[MRA脳抽出]血管観察において不要領域(眼球・顔の筋肉)を削除し、VRまたはMIPを表示可能。また前方循環/後方循環の領域のみに限定した表示も可能。

▶CT画像(造影・非造影)リンパ節抽出機能において縦隔・腋窩リンパ節から対象範囲を拡大。頸部・腹部(大動脈周囲、骨盤部)でもリンパ節の抽出を実現。

問い合わせ=
富士フイルムホールディングスコーポレートコミュニケーション部広報Gr.
TEL:03-6271-2000
富士フイルムメディカル営業本部営業企画部マーケティング部
TEL:03-6419-8033

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