島津製作所/世界最大級のAIコンペティション「Kaggle」で金メダルを獲得 上位1%に相当する「Kaggle Master」に昇格(25.1.27)
島津製作所の分析計測事業部技術部イメージングGの金本和樹が、世界最大のAIのコンペティションプラットフォーム「Kaggle(カグル)」の「Child Mind Institute — Problematic Internet Use」(以下、本コンペティション)に単独で参加し、金メダルを獲得した。参加者3559チームのうち、8位に入賞し、コンペティション参加者の上位1%に相当する「Kaggle Master」に認定された。
「Kaggle」は、2000万人以上のデータサイエンティストやAIエンジニアが、企業や研究者から提示された題材に対して、AIモデルの精度を競う世界最大級のプラットフォームである。本コンペティションは、「手首に装着したセンサデータやアンケート、身体測定のスコアなど一般家庭で取得された複合的なデータを基に、青年期におけるインターネット依存の重症度を予測する」という課題であった。2024年9月20日から12月20日に、Child Mind Instituteの主催(スポンサー:NVIDIA・DELL Technologies)で開催された。
島津製作所は、分析計測機器や医用機器などのソフトウェアにAIを搭載するなど、データ解析技術を向上させ、使用者の研究開発や生産性向上に貢献してきた。「Kaggle Master」を獲得した金本は、AIを搭載したマルチデータ解析プラットフォーム「PLUS ALGO」やX線透視用ソフトウェア「PLUS ALGO AM」、細胞観察サポートアプリケーション「Cell Pocket」などの開発に携わっている。島津製作所は、中期経営計画で掲げている「お客様の必要なデータをお届けするトータルソリューション提供企業」を目指し、研究開発・社会実装を進めていく。
問い合わせ=島津製作所 コーポレート・コミュニケーション部 広報グループ
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