フィリップス・ジャパン/接触防止機能付き高速電動C アームと自動血管壁描出機能を搭載 外科用 C アーム最上位モデル「Zenition90Motorized」6 月 1 日発売(24.5.29)

フィリップス・ジャパン/接触防止機能付き高速電動C アームと自動血管壁描出機能を搭載 外科用 C アーム最上位モデル「Zenition90Motorized」6 月 1 日発売(24.5.29)

フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、以下フィリップス)は、外科用 C アーム「Zenition シリーズ」から、フィリップス初の接触防止機能を備えた高速電動Cアームにワンタッチで血管壁の自動描画を可能とする最上位モデル「Zenition 90 Motorized」を6月1日(土)より販売開始する。

フィリップスは、1955 年に世界で初めて外科用 C アームを発売してから、約 70 年にわたり研究開発を進めているリーディングカンパニーである。近年、低侵襲手術の増加に伴いフラットパネルディテクタ搭載の外科用Cアーム市場は伸長しており、フィリップスにおいても昨年6月に「Zenition 10」を発売してから約1年間で3製品もの外科用Cアームを市場に投入している。

「Zenition 90Motorized」主な製品特長

1:フィリップス初、1秒間に15°の高速電動Cアームと直感的な操作モジュール

電動Cアームモデル「Zenition 90 Motorized」は、カテゴリ内で最速クラスのCアーム動作速度(15°/秒)を誇り、直感的に操作できるモジュールで簡単にコントロールできる。アームの角度はワンタッチで保存・呼び出しが可能で、Cアームは術者の意図に応じて素早く動かせる。さらに、テーブルサイドに搭載されるタッチスクリーンモジュールは、手術の迅速化に貢献する。事前調査では、96%もの医師がこのモジュールが手術の速度向上に寄与すると評価している。

2:接触防止機能「BodyGuard」

Cアームが高速電動化されることに伴う接触リスクを低減するため、「Zenition90 Motorized」には接触防止機能「BodyGuard」が搭載されている。Cアームが作動中に患者や術者に近づくと自動で停止するため、術者は治療に集中することができる。

3:新搭載の「Automatic Vascular Outline (自動血管壁描出機能)」

血管の外科手術では、血管壁の正確な把握が非常に重要であるが、新搭載の「Automatic Vascular Outline (自動血管壁描出機能)」により、ワンタッチで血管壁の自動描画を可能にする。従来は、モニタ上で描画ソフトを使用して手動で血管壁の輪郭を描き、それを透視画像と合わせて血管壁を特定していましたが、自動化されたことにより、術者の労力や待ち時間を大幅に削減し、ワークフローの改善に大きく貢献する。

4:血管撮影装置「Azurionシリーズ」同様の高画質・高耐久

国内外で高い稼働実績のあるフィリップスの血管撮影装置「Azurionシリーズ」と同様のフラットディテクターと画像処理技術を採用することで、「Zenition 90Motorized」は移動式X線撮影装置でありながら、高画質と耐久性を備えている。また、高出力(25kW)の「Zenition90
Motorized」は、長時間の手術にも対応可能なため、“ミニAzurion”として、血管撮影装置と同等の手術環境を提供する。

5:造影剤インジェクター同期機能

造影剤が目的の部位に到達するまでの時間を考慮し、撮影のやり直しや不要なX線照射を回避し、造影剤の使用を低減できるよう、造影剤の注入と撮影のタイミングを最適化する。

問い合わせ=フィリップス・ジャパン コミュニケーション担当

press@philips.com

TOPへ