シーメンスヘルスケア/超音波画像診断装置「ACUSON Origin」を4月15日より販売開始(24.5.15)
シーメンスヘルスケアは、AIによる画像診断と検査フローの効率化により、心臓の超音波検査(心エコー検査)の精度向上と効率化に貢献する超音波画像診断装置「ACUSON Origin(アキュソン・オリジン)を4月15日より販売開始した。
特長
▶AI Assistは、経胸壁心エコー検査向けに新開発したAIによる検査補助機能。リアルタイムに心臓構造を認識し、検査に最適な位置へカラードプラROI及びドプラ―ゲート(パルス・連続波)を自動で配置することにより、検査の効率化が向上。
▶2D HeartAIは2D画像において、AIが4つの心腔の輪郭を自動でトレース。心エコー検査において心筋の局所的な壁運動を評価する2Dストレイン解析にも対応し、AIが自動で解析。
▶4D HeartAIは、4D経胸壁心エコーでは4つの心腔全て、4D経食道心エコーでは両心室の4D自動輪郭を作成し、最大5心拍の解析が可能。
▶AI Measureは、心室のサイズや新壁の厚さだけでなく、心臓の弁機能や血流の動態測定に必要な血流速度など約120項目の測定を実行。2D、Mモード、ドプラ(パルス・連続波・組織ドプラを含む)の計測を自動化し心機能の評価をサポート。計測フローを合理化することで、反復動作と検査時間を短縮できる可能性。
▶人間工学に基づいて設計された操作パネルやAIによる各アシスト機能を立ち上げる「AIボタン」、コンパクトかつ軽量な本体により操作性・設置性が向上。
問い合わせ=シーメンスヘルスケア
TEL:03-3493-7500