富士フイルムメディカル/統合プラットフォーム
富士フイルムメディカルは、富士フイルムメディカルITソリューションズと共同で、病院内の各診療システムで管理されている診療データを1つのプラットフォームに集約し表示できる次世代統合プラットフォーム「CIS(Clinical Information System)ワークステーション」を開発した。
<特長>
▽診療業務におけるさまざまなワークフローの起点となる「目的別患者リスト」機能により、注目したいテーマごとに検索条件を複数設定し、その患者リストから目的の患者もしくは患者群を容易に特定することができる。患者ごとの診療プロセスを判りやすく表示し、一目で進捗状況の把握ができ、医師や医療スタッフは、その患者リストから即座にさまざまな患者データにアクセスする事が可能
▽患者リストやメール、カレンダーなどの業務機能、画像やレポート、波形、3D、動画等の患者データの参照機能は、メディカル・ガジェットと呼ばれる一つ一つのパーツとして用意される。これらのガジェットは、ユーザーごとの業務、目的に合わせて自由に画面上に配置することができる
▽医用画像情報システム「SYNAPSE EnterPrise-PACS」をはじめ、同社のさまざまな医療ITソリューション製品とシームレスな連携が可能。患者の全体像を把握しつつ、興味のあるデータについては高度な部門システムの機能をそのまま使用することができる
▽メディカル・ガジェットは、同社の医療ITソリューション製品に限らず、病院内のさまざまなシステムも利用できるように連携仕様を公開する。これにより、統一されたプラットフォーム上でありながら、より診療プロセスや部門業務に特化した機能を利用することが可能になる
※問い合わせ先=富士フイルムメディカルシステム 営業本部マーケティング部 TEL 03・6419・8033