フィリップス エレクトロニクス ジャパン/移動型デジタルX線撮影装置
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、移動型デジタルX線撮影装置「MobileDiagnost wDR(モバイルダイアグノスト ダブルディーアール)」を発売した。
<特長>
▽モータードライブを採用。ホイールベースの短いスタイルにより堅牢ながら取り回しが容易で、院内のさまざまな場所へ移動がしやすい。また、最大40kWの電力発生器を搭載しており、場所を選ばずどこでも一般撮影室での検査と同等の撮影環境を構築することが可能。撮影コンソールは、さまざまなツールや操作がタッチスクリーン機能に統合されたユーザーインターフェイス「Elevaワークスポット」を搭載し、短時間の初期トレーニングで使用開始できる。また、患者の体格に合わせた検査の主要パラメータを使用することにより、低被ばくで高画質の撮影を目指している
▽ワイヤレスポータブルディテクタ「SkyPlate」(オプション)は、カセッテ型で検査がより自由に容易に行うことができるソリューション。CsI(ヨウ化セシウム)をシンチレータ(蛍光体)とした高画質対応型製品。製品ラインナップは、14×17インチ(半切サイズ)、10×12インチ(四切サイズ)の2サイズ、重量は内蔵バッテリーを含め2.8kg、1.6kgとワイヤレスポータブルディテクタとして最軽量クラスになっている。また、取り外し可能な専用バッテリー充電器を搭載することにより、急なバッテリー不足にも即座に対応が可能。さらに、1枚のワイヤレスポータブルディテクタを複数の「MobileDiagnost wDR」、またはデジタルX線一般撮影装置「DigitalDiagnost」で共有できる「ディテクタシェアリング機能」により、撮影室と回診車間とでの効率的な運営を図ることができる
▽胸部撮影におけるグリッドレス撮影を目指した新しいノイズ抑制処理技術 「SkyFlow」(オプション)を搭載。この技術により、 ベッドやストレッチャーでの撮影における煩わしいグリッドによるオペレーションを排除することで検査効率化を図り、グリッド無しでも高いコントラスト画像の実現が期待される
※問い合わせ先=フィリップス エレクトロニクス ジャパン ヘルスケア事業部 TEL 0120・556・494