ファインデックス/画像ファイリングシステム「Claio」のユーザー数が1,500件を超える(2023.11.20)
ファインデックスは、主力製品である画像ファイリングシステム「Claio」のユーザー数が1,500件を超えたことを発表した。
「Claio」は、院内の様々なデータを効率よく統合管理し、価値ある利用を行う為の機能を搭載した、医療用データマネジメントシステムである。2003年10月の発売開始以来、当製品は大規模病院を中心に多くの国内医療機関へ導入され、20年にわたり診療フローの効率化を支えてきた。
かつて、医療検査画像やそれに付随するデータは検査機器それぞれに保存されていたため、患者を中心に据え、診療科を横断して画像を共有できるシステムは存在しなかった。同社は、当時の非効率な管理方法を医療機関が抱える課題と認識し、これを解決するために「Claio」を開発した。「Claio」では、検査画像の横断的な閲覧に加え、データの書き込みも可能であり、情報の二次利用やインフォームドコンセントの実現に大きく貢献する。 同製品を使用することで、医療者は検査画像を用いたわかりやすい説明を患者に提供でき、また自由に情報を保存できるようになった。検査画像管理の在り方を変え、患者中心のアプローチを実現する画期的なソリューションとして高く評価されたことで、「Claio」の導入数は2023年10月31日時点で1,500件に上り、採用先はデータ管理が煩雑な大規模病院からクリニックに至るまで多岐にわたっている。
一方、大規模病院や薬局、患者を情報で繋ぐクラウドサービスのブランド「PiCls」を立ち上げるなど、直近では地域ごとの医療コミュニティの形成を見据えた製品開発を推進するとともに、医療情報の新しい管理の在り方を見据えたコンサルティングサービスの提供にも注力している。
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