富士フイルム/ダブルバルーン小腸内視鏡
富士フイルムは、スコープ先端部外径7.5mmの細径化を実現したことで、検査時の患者の身体的負担を軽減するダブルバルーン小腸内視鏡「EN-580XP」を、富士フイルムメディカルを通じて発売した。
今回発売したダブルバルーン小腸内視鏡「EN-580XP」は、スコープ先端部外径7.5mmの汎用スコープ。従来機よりも1mm細径化することで、検査における患者の身体的負担を軽減する。また、クローン病などで腸管に狭窄が生じている部分に入り込みやすくなることが期待でき、より低侵襲な内視鏡検査を行うことができる。鉗子口径は、従来機と同じ2.2mmを確保し、体液などの吸引性能と生検鉗子などの処置具の操作性能を維持した。さらに、狭い小腸管内の観察に適した近接(2mm~)でもピントが合った明瞭な画像が得られる。高解像度と低ノイズを両立する独自開発の画像センサー「スーパーCCDハニカム」と新設計のレンズを搭載しているため、従来よりも詳細な粘膜の観察が期待できる。また、バルーンと同製品専用のオーバチューブの素材には、新たにシリコーンゴムを採用した。
<特長>
▽スコープ先端部外径が、従来機「EN-450P5/20」よりも1mm細い7.5mmになった。これにより、検査における患者の身体的負担を軽減する。また、クローン病などで腸管が狭窄しているケースにおいても従来機と比較して、より低侵襲な検査が可能
▽狭い小腸管内の観察に適した近接(2mm~)でもピントが合った明瞭な画像が得られる。高解像度と低ノイズを両立する独自開発の画像センサー「スーパーCCDハニカム」と、新設計のレンズを搭載。従来よりも詳細な粘膜の観察が期待できる
▽バルーン・専用オーバチューブの素材には、新たにシリコーンゴムを採用
※問い合わせ先=富士フイルムメディカル 営業本部マーケティング部 TEL 03・6419・8033