シーメンス・ジャパン/超音波画像診断装置
シーメンス・ジャパンは、新開発のリアルタイム3D経食道プローブと世界初の僧帽弁・大動脈弁の自動解析機能を搭載した超音波画像診断装置「ACUSON SC2000 PRIME(アキュソン エスシー2000 プライム)」の販売を開始した。
<特長>
▽新たに開発した3D経食道プローブ「Z6Msプローブ」は、先端部分のサイズ・厚みを小さく設計。患者には飲みやすく、検査者には挿入しやすくなり、より安全で負担の少ない検査を行うことができる。操作ハンドル部分には、カスタマイズ可能な4つのボタンを配置し、装置本体から離れた場所でも快適で効率的な操作が可能。「Z6Msプローブ」は、レンズ面に特殊加工をしてあり、熱を逃がし温度上昇による検査中断や低温やけど等のリスクを低減させるとともに、電気メス使用時などに画像に混入するノイズを抑制し、より安全でスムーズな手術の進行を可能にする
▽心臓の広範囲の3D画像、3Dカラードプラ画像を心電図同期することなくリアルタイムに描出することが可能で、術後の弁周囲逆流の評価なども広範囲で瞬時に行うことができ、より安全で確実な施術に貢献する。 TAVIに代表される低侵襲治療のガイドとしても3D TEEの有用性が期待されており、リアルタイムで3D画像を構築できるため、デバイスの侵入経路や位置の確認、効果判定までサポート
▽僧帽弁だけでなく大動脈弁まで自動解析可能なソフトウェア「eSie Valves(イージー バルブス)」を。この新しい弁自動解析ソフトウェアは操作が非常に簡単で、対象画像を選択してから5秒程度で解析まで完了。「eSie Valves」による自動計測では、計測のための時間が短縮されるとともに、検査者の経験によるバラつきも低減できるため、安定した再現性の高い計測結果が治療計画をサポートする
※問い合わせ先=シーメンス・ジャパン コミュニケーション部ヘルスケアマーケティングコミュニケーショングループ TEL 03・3493・7630