東芝メディカルシステムズ/MRI

東芝メディカルシステムズ/MRI

 東芝メディカルシステムズは、同社MRIのプラットフォーム「M-Power」の最新バージョンであるV3.1を搭載した1.5テスラMRIシステム「Vantage Titan」のグローバル販売活動を順次開始した。
 同製品は、さらなる検査効率とフレキシビリティの向上により快適な検査環境を実現するだけでなく、近年関心が高まるサイバーセキュリティ対策やアラート機能も強化し、安心で確実な検査を実現するMRIである。
<特長>
▽頭部や心臓の形状を解析し、各断面の位置決め設定をアシストする「Easy Tech」のラインナップに脊椎検査用の「SpineLine」を搭載。脊椎検査に必要な位置決め設定時間の短縮化を行い、快適なワークフローを実現する
▽装置性能を最大限に発揮させるべく、シーケンス条件編集の自由度を向上、フレキシブルなパラメータ設定により、快適な環境と高画質を実現。また、新たに搭載されたアプリケーションである拡散強調画像「ComputedDWI(cDWI)」は、得られた画像からhigh b画像を演算処理することにより、撮像時間を延長することなく診断能を向上することが可能
▽一回の撮像で水画像、脂肪画像、In phase画像、Out of phase画像の4種類の画像を得る「Water Fat Separation(WFS)」や、2種類のTIを入力することで白質と灰白質のコントラストを向上する「Double Inversion Recovery(DIR)など検査効率だけでなく診断能を高める
▽新しい「Atlas SPEEDER」ヘッド/ネックではチルト機構を搭載。従来検査の難しかった背中の曲がった高齢者の検査に対して短時間にセッティングでき、より楽な姿勢で検査を受けることが可能
▽Windows 7とホワイトリスト方式のセキュリティソフトウエアを搭載。ホワイトリストに登録されているソフト以外は動かないという仕組みにより、悪意のあるソフトウェアなどによる攻撃からシステムを守り、システムダウンやネットワークを介した感染拡大、大切な患者情報の流出を防ぐ
▽米国国防総省のネットワークセキュリティガイドラインに適合したMRIシステムとして、米国空軍よりApproval To Operate(ATO)を受けている。また、万が一のシステム
トラブルに対するアラート機能の強化や、ハードウェアを迅速にリセットする機能等を新たに追加することにより、従来からのリモートメンテナンス機能とあわせてダウンタイムを最小化
※問い合わせ先=東芝メディカルシステムズ 広報室 TEL 0287・26・5100

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