シーメンス・ジャパン/移動型フルデジタルX線撮影装置
シーメンス・ジャパンは、軽量・スリム化したワイヤレスFD(Flat Detector:フラットディテクタ)を採用した移動型フルデジタルX線撮影装置「Mobilett Mira MAX(モビレット ミラ マックス)」の販売を開始した。
同製品は、より扱いやすいワイヤレスFDと優れた操作性の融合によって、日常業務だけでなく迅速な操作と高画質画像が必要とされる厳しい臨床現場においても、限られたスペースや時間を有効に活用できる移動型フルデジタルX線撮影装置である。
<特長>
▽2014年12月に発売したワイヤレスFD「MAX wi-D」(視野サイズ35cm×43cm、外形厚19mm、総重量3.0kg)は、従来型(外形厚25mm、重量4.8kg)から大幅に軽量・スリム化し、画像表示時間や充電時間も短縮して機動性が向上。さらに、視野サイズ24cm×30cmのワイヤレスFD「MAX mini」(外形厚16mm、重量1.6kg)を加えたことで、保育器内や手、膝などの小さな関節の検査へも対応しやすくなる。装置を充電することにより、FDも自動的に充電されるため、急な撮影にも迅速に対応することができる。また、「Mobilett Mira」同様、最大35kWの高出力により可能となる短時間照射によって、動きによるボケを抑えた高画質撮影が可能
▽アームだけを独立して大きく旋回できるため、狭い場所でも様々な角度から関心領域をとらえることができる。また、アームのヘッド部分を目的の位置に移動させるだけで的確に位置が決まるカウンターバランス機構により、ベッドサイドでのポジショニングもミリ単位で容易に行うことができる。ケーブル類は、全てアーム内に組み込まれているため、露出は一切なく面倒なロック操作もない。撮影ユニットは、約375kgと軽量・コンパクト。手動または電動による移動と、バッテリーでも外部電源使用でも撮影可能なため、いつでも使用することができる
※問い合わせ先=シーメンス・ジャパン コミュニケーション部ヘルスケアマーケティングコミュニケーショングループ TEL 03・3493・7630