パシフィックメディカル/電子カルテと地域包括ケアソリューションの実用性を紹介
パシフィックメディカルは、昨年に引き続いて有床診療所・中小規模病院向け電子カルテ「MALL」を出展するとともに、クラウド型地域包括ケアソリューション「MINET」を出展した。
電子カルテ「MALL」は、医師、看護師などユーザーの好みに応じたレイアウトを簡単に設定することが可能な高い柔軟性を持つことに加え、医療機関の意見をもとにしたバージョンアップによって新機能を追加され続けていることが高く評価されている。2021年には、2000を超える医療機関の要望に対応する拡張性、約2700に及ぶ設定項目を各医療機関や職種別、診療科別毎に自由に取捨選択することができ、院内の事情に合わせた仕様での導入可能な適用性を有している。
「MALL」は、自社部門システムと他社システム間での高い連動性を有し、自社部門システムが電子カルテと一体となることで、UIの統一性とデータの高い連動性を実現。加えて、約150社におよぶ他社システムとの連携実績を有していることも魅力だ。さらに、電子カルテ「MALL」は、他社電子カルテと比べ、病床数に合わせた価格設定など、ユーザーにとってより低コストでの電子カルテ導入・運用が実現できることも人気の1つになっている。
電子カルテ「MALL」は、主に200床未満の病院様・有床診療所様を対象としており「Only 1の医療DXを1つで叶えるリーズナブルな電子カルテ」をキーワードに、同社ブースでは約20年の運用で99%の利用継続率や200件に及ぶその稼働実績をアピールしていた。
●クラウド型地域包括ソリューション「MINET」
パシフィックメディカルのブースでは、クラウド型地域包括ソリューション「MINET」を展示。「MINET」は、は複数医療施設のSOAP・処方・検査結果・DICOM画像等の診療情報や、複数介護施設が提供する連絡票等の患者の状況に関わる情報を、場所・時間を問わず共有して一覧化することができる。その結果、病院・診療所等の医療施設、訪問介護事業所等の介護施設やケアマネージャー等の介護サービス、薬局は、業務効率化とサービスの質向上を達成が期待できる。二次医療圏における地域連携ばかりでなく、複数の、多様な施設を有する法人でも活用することが可能だ。
「MINET」の展示では、「患者をAll for Oneで支えるクラウド型包括ケアソリューション」をキーワードに、電子カルテ「MALL」の特徴を継承した高い機能性と、EHR「はたまるネット」での構築・運用事例等をアピールしていた。
稼働実績200件を超えた電子カルテ「MALL」