インターシステムズジャパン/先進のデータ活用・分析の動向を専門家がセミナー開催
インターシステムズジャパンは、4月20日、「第4回 InterSystems 医療×IT セミナー ソリューション開発編Ⅲ」をオンライン上で開催した。同セミナーは医療ソリューション・プロバイダーに向けに3回シリーズで行なっているもので、最終回となる今回のセミナーでは、データの活用・分析の動向や、データプラットフォームのアーキテクチャをテーマに講演が行われた。
同社カントリーマネージャーの林雅音氏は、開会後の挨拶で、「より効率的・効果的で質の高い医療を提供するためには、医療DXの推進が不可欠である。今回は、医療DX実現のために最も重要で基本的となるデータの活用及び分析に関して、先進的な動向や医療DXの実現を支援するデータプラットフォームと、そのアーキテクチャについて講演していただく」と述べ、同セミナーの医療ITソリューション開発に関する意義を強調した。
演者は2名。まず、鳥飼幸太氏(群馬大学医学部附属病院システム統合センタ―)が「Embedded Pythonがオブジェクトデータベース/InterOperability / MLの真価を引き出す」と題した講演を行った。鳥飼氏は、システム構築のための環境整備においての使用言語の重要性を説明。その中で、ECMAScripitとPythonの2つの言語について取り上げ、その有用性を説明。続けて、インターシステムズ製品の特徴とその有用性を説明し、新たに追加されたEmbedded Python機能により、Python言語でIRISデータプラットフォームの機能を活用することができるようになったことのメリットを強調した。次いで、インターシステムズジャパンの堀田 稔氏が「データプラットフォームとPythonの出会い」と題して講演。「IRIS for Health」の新機「Embedded Python」の概要を紹介した。講演の詳細については、月刊新医療2023年7月号にて報告する。