PSP/医療情報サービスに、新たなシナジーを。

PSP/医療情報サービスに、新たなシナジーを。

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 NOBORIと合併して2年目を迎えたPSPは、昨年同様「医療情報サービスに、新たなシナジーを。」を展示テーマに掲げ、クラウドPACS「NOBORI」を中心に、同PACS上に使用可能な読影用ビューアーソフトや読影支援機能及び業務の効率化を実現する各種AI機能等を出展、来場者の関心を集めていた。

●【新機能】クラウドPACS「NOBORI」
 昨年は、オンプレミス型PACSとビューアーソフトが異なるものだったクラウドPACS「NOBORI」上で、同社の読影用ビューアーソフトウェア「EV Insite R」を展開することが可能となった。専用のアプライアンス「NOBORI-CUBE」内でPSPの読影用ビューアーソフトウェア「EV Insite R」を搭載したことで実現。今後は、PSPのNOBORIブランド内のビューアーという扱いになる。
 同ビューアーは、従来のPSPのビューアーソフトウェア同様、MPRの作成などワークステーションに搭載されているような画像解析機能を豊富に搭載。最近、 発表されているクラウドPACSが発売されているが、同社では、それらの製品に対するビューアーソフトウェアの高機能性をアピールした。
 なお、レポートシステムは、旧NOBORIのレポートシステムを踏襲。新機能として既読管理機能が強化され、未読レポートに関する注意喚起や、レポートを読んでもらいたい医師をレポート作成者が指定できるといった機能が搭載された。
 また、4月3日に発生したNTT東日本、NTT西日本の大規模なアクセス障害発生時も、クラウドPACS「NOBORI」は画像診断業務に大きな影響を与えることなく、システムが稼働したことをアピール。最近、問題となっているサイバー攻撃に対する堅牢性や、BCP対策など、クラウドPACSの有用性を強調した展示を行った。


クラウドPACS「NOBORI」の専用アプライアンス「NOBORI-CUBE」

●読影用ビューアーソフトウェア「EV Insite R」
PSPのPACSが持つ読影用ビューアーソフトウェア「EV Insite R」については、クラウドPACS「NOBORI」に標準装備されたことをアピールした。同ソフトウェアには読影に便利な前回比較、簡易距離計測、MIP/MinIP、MPR、フュージョン表示などの機能が搭載されているが、今回の展示では、ビューアーのレイアウトを変更。サムネイルの多い検査が増えてきたことからレイアウトの適正化を図り、画面上部に、よりサムネイル表示を実現した。


「EV Insite R」画面。上段にサムネイルを多数表示する新機能を搭載


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